うずしおの徒然なるままに

不定期更新です。

【ゆったり18時間船の旅】オーシャン東九フェリーで東京から徳島まで行ってみよう。

始まりの地。国際展示場駅からスタートです。

 

※カメラ感度をミスっているので実際よりかなり暗いです。

 

駅へ急ぐ人々とは逆向きに東京港フェリーターミナルまで歩きます。

 

東京駅からターミナルまでJRバスが出ていますが、最終便がすでに出てしまっているのでここは徒歩一択。

 


季節外れの熱さ&保温マシマシの服装で30分ほど歩くと・・・

 

東京港フェリーターミナルにたどり着きました。

 

埠頭には本日の主役「フェリーびざん」が浮かんでいます。

おなじみの煙突です。

 

早速、発券のためにターミナル2階へ

お、おう。ちょっと寂しげな雰囲気じゃないか・・

 

二階の受付フロアはオーシャン東九フェリーだけ営業している模様。

といっても、このフェリーは近年では珍しい長距離フェリー

 

東京~徳島~北九州(新門司)を往復しています。

東京から北九州まで36時間(!)の船旅です。

 

今回は、東京~徳島の船旅です。

 

さっさと発券をすませ、待合ロビーに上がると・・

 

フェリーの全貌があらわになります。

出港に向けてせっせと荷役作業を行っていました。

旅客だけでなく、トレーラーや自動車の輸送もフェリーの重要な役割なのです。

 

さて、いよいよ徒歩乗船の旅客受付が始まりました。

 

長い乗船タラップを歩いていきます。

わくわく

(なぜここまでブレブレなのか)

 

いざ乗船!

 

乗船してすぐに乗船記念品を頂きました。ありがとうございます。

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建物かと思うほど綺麗な船内です。

 

ちなみに、フェリーびざんという船名は徳島市にある代表的な山「眉山」に由来しています。

なので、船内の装飾も徳島県にゆかりのある色や模様が施されています。

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鳴門海峡の渦潮と藍色


今回は、相部屋となる2等洋室を予約しました。お値段は張りますが、個室という選肢も可能です。

 

相部屋と聞いて、絨毯の上に雑魚寝かと思われる方もいそうですが・・・

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安心してください。仕切られていますよ。

 

十分に足を延ばして寝られるほどのスペースが確保されています。

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そして、各スペースごとにコンセントと読書灯が付いているのでスマホ等の充電も心配いらずです。

 

ベッドにダイブしたいところですが、そろそろ出港のようなので展望デッキへ

 

GW直前もあって、デッキはワイワイ賑やかです。

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白い巨体をくるりと港内で旋回させ、東京港の外を目指します。

 

東京港の外へ出る際、ゲートブリッジをくぐるタイミングがシャッターチャンスです。

 

私は撮っていません(なんで?)

 

フェリーも東京港を出たことですし、お風呂にしましょう。(潮風が割と冷たい)

 

このフェリーには大浴場とシャワー室があり、24時間利用が可能です。

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タオルなんか持ってきてないよという方のためにアメニティーが自販機で販売されているので安心。

 

羽田空港や横浜の夜景を見ながらお湯につかれるなんて至福ですなぁ

 

さて、ちょうどいい時間なので夜ご飯にしましょう。

 

とはいっても、この船に食堂はありません。

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代わりに大量の自動販売機が設置されています。

 

お好みのものをレンチンして食べてねというスタイルをとっているんですね。

 

自動販売機といってもスパゲッティから和風の定食まで種類は豊富です。

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また、レンジにも種類ごとにここを押してねという説明が付いているので操作に困ることはありません。

 

買ってレンジにぶち込んでピです。

 

さて、選びましょう。

 

うーん、どれも捨てがたいなぁ。

 

優柔不断な私に自動販売機は難問を突き付けてきます。

 

よし、これにしよう。

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~温めタイム~

 

というわけで、夜ご飯は「スパイシーハンバーグカレー(800円)」です!

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おっと袋付きじゃわからないよね

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はい改めまして

 

美味い!あ、辛

 

大満足の1品でございました。

 

さて、浦賀水道を抜けて太平洋に入ったころにはいい時間になっていたので早めに休むことにしましょう。

 

ではおやすみなさい~

 

 

おはよう。大海原です。

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朝起きてすぐに潮の香を胸いっぱい吸い込めるとは幸せなものです。


海象も穏やかそのもののため、あまり揺れません。

 

位置は大体潮岬あたりのようです。もう少しで徳島ですね。

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新鮮な潮風を浴びたことですし、朝ごはんにしましょう。

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というわけで、迷った結果

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野菜ジュース&おにぎり2個セット&揚げ茄子のお味噌汁をチョイス。

 

いやぁ、海を見ながら朝ごはんというのは船旅ならではですね。

 

しかもなかなか健康的な朝ごはんじゃない?

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足りるわけないやろがい

 

さて、朝ごはんの後は少しお船ウォッチングといきましょう。

オーシャン東九フェリーは20ノット(時速約40キロ)で太平洋を爆走するので、貨物船なんかはぐんぐん追い抜いてしまいます。

穏やかな太平洋の海面を駆け抜けていく

 

お先に失礼するぞ!

 


お気を付けて!

 

お船を眺めているうちに、潮岬を通過しました。

 

潮岬は多くの船舶が輻輳する海域のため、気が抜けません。

 

お船ウォッチングはこの辺にして、さてこれから何をするかな?

 

うーん、二度寝しよう!

 

肩で潮風を切り、颯爽とベッドに向かうのであった・・・

 

 

 

 

おはようございます(2回目)。

 

徳島港に着く前に、お昼ご飯を済ませてしまいましょう。

 

というわけで、助六寿司です。



レンチンなのでホカホカのお寿司になりましたが、海苔の風味が増してグッド

 

 

 

さて、船旅も終わりが近づいてまりました。

 

紀伊水道に入るとさらに穏やかになり、まるで鏡のようです。

 

漁業取締船が佇むなか、漁船が操業していました・・・

 

海面すれすれを飛ぶ海鳥

きみも徳島港に行くのかな?

 

徳島に近づくにつれ、さらに漁船が増えてきました。

海鳥に囲まれながら操業する漁船

 

そんななか、徳島港を出て東京へ向かう姉妹船「フェリーどうご」が!

お気を付けて~

 

ここでカメラのバッテリーが切れたのでスマホに切り替えます。

 

「どうご」とすれ違ってすぐ、和歌山から帰ってきた南海フェリーの後に続いて徳島港に入っていきます。



そろそろと岸壁に近づけ、防舷材にゴゥンと当てて無事に接岸



18時間の船旅、これにて無事完結です。



価格もリーズナブルなうえ船内サービスも充実!

 

快適そのものでした。機会があれば東京~北九州も乗りとおしたいですね。



ではでは

大さん橋まで行ってみよう

 

季節外れの暖かさということで

 

横浜の海に浮かぶ「大さん橋」までぶらぶらしましょうか。

 

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というわけでスタートは桜木町駅です。

 

平日なので人手は少なめかなと思いきや、まぁまぁ混んでいるではありませんか。さすが横浜

 

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桜木町駅から大さん橋までのバスはもちろんありますが、やはりここは徒歩で行きます。道中の景色も気になりますし

 

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駅を出てすぐ、頭上をロープウェイが爆速で赤れんが倉庫方向へ駆け抜けていきます。最近竣工したものでしたっけ。間隔もかなり短く、スキーリフト並です。



 

ちなみに桜木町駅周辺は観光地であるものの、銀行や市役所といった企業や官公庁がひしめく所だったりします。

 

 

 

うわー、すごく高いビルだなぁ。どこのビルだろ?とまじまじ見てて、ふと表記を見ると「神奈川県警本部」

 

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警衛の視線が痛かったですね。失礼しました。

 

 

もうそろそろ海に出るかな?というところで何やら資料館らしきものを発見

 

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まさかの税関! 

 

官公庁の資料館は基本的に土日は空いていないのでラッキーでした。

 

行きたくても平日はなかなか厳しいですよねぇ...

 

というわけで少し立ち寄ってみました。

 

 

 

ー内部の様子は割愛させていただきますー

 

 

(見学を終えて)

 

いやぁ。恐ろしいですよ。密輸(特に違法薬物)

 

そして、悪どいですよ。違法コピー品。

 

密輸手段といい、コピー品といいどれも巧妙です。

 

水際で防いでくださっている税関の方々には頭が上がりません。

 

紹介したいものだらけですが、是非皆様に直接足を運んで頂きたい。

 

見応えのある資料館でした👏

 

(海上保安庁の不審船資料館も是非!)

 

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さてさて

 

再び本日の主役(大さん橋)を目指して歩いていきますよ。

 

む?

 

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信号所くん!信号所くんじゃないか!

 

信号所とは、簡単に言えば船舶に対して航行に関する情報を伝える施設です。

 

出入港船舶など、船舶の通航が輻輳するエリアに設置されています。

 

 

というか...元々ここにあったっけ?

 

どうやら、元々あった信号所が庁舎移転の都合でここに移っているようです。

 

 

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こんなにオシャレな庁舎に設置されているとは.... さす横

 

 

 

さて、そこからもう10分ほど歩くと

 

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ようこそ、本日のメインディッシュです。

 

クルーズ客船が寄港するだけあって、アホほどオシャレに仕上がっています。

 

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景色もご覧の通り。

 

しかし悲しいかな。お船大好きな身はお船に目が移ってしまうのです....

 

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お隣の第3管区基地には国内最大級のデッカ巡視船「あきつしま」が接岸しています。

 

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その向こうには、能登半島地震の災害対応から帰ってきた巡視船「いず」がいます。

 

そんなところへ

 

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海保の測量船「はましお」が帰ってきました。

 

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せっせと入港作業を行う「はましお」

 

対岸の米軍基地には

 

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船名は不明ですが、弾薬補給艦が寄港しておりました。

 

 

そして、いつも通り忙しそうに動き回るタグボート

 

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こんな調子で横浜(ほぼ船)を満喫しました♪

 

では最後に国道133号の起点を貼り付けておきます。

 

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次はどこに行こうかな

 

 

ではでは〜